2024/04/18
最近、何かと話題の紅麹。健康食品として注目されていたけど、小林製薬の製品で健康被害が相次ぎ、回収騒ぎになってますね。
紅麹ってそもそも何なのか、調べてみました。
紅麹とは
紅麹は、米などの穀類に紅麹菌というカビを繁殖させて作ったもの。古くから中国で伝統的な食品や薬として使われてきた。
日本では、主に食品の色付けや風味付けに使われていた。例えば、紅麹で色付けした「紅糟魚」や「紅麹豆腐」などが有名。
近年では、紅麹に含まれる「ロバスタチン」という成分に、コレステロール値を下げる効果があることが注目され、健康食品として多く販売されていた。
小林製薬の問題
しかし、2024年3月、小林製薬が販売していた紅麹サプリメント「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人から、腎臓障害などの健康被害が多数報告された。
原因は、紅麹菌が産生するシトリニンという毒素が、サプリメントに想定以上の量含まれていたこと。
小林製薬は、紅麹サプリメントの販売を中止し、自主回収を行った。
紅麹は安全なのか?
今回の問題は、紅麹そのものが危険というわけではありまけん。
問題なのは、シトリニンという毒素が混入していたことです。
シトリニンは、腎臓にダメージを与える可能性があり、最悪の場合、死に至ることもあるそう。
紅麹サプリメントを購入する際には、シトリニンの検査結果が公開されている製品を選ぶことが重要ですね。
まとめ
紅麹は、古くから使われてきた伝統的な食品であり、健康に良い成分も含まれている。
しかし、シトリニンなどの毒素が混入する可能性もあるため、サプリメントを購入する際には注意が必要。
紅麹サプリメントの摂取を検討している人は、必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。